ホームページの重要性を分かっていない時代遅れの経営者陣。企業のトップあるいは、事業の決断者レベルの人が、WEBマーケティング知識とWEBを使った事業戦略リテラシーに乏しいと成長は期待できない。 ホームページの重要性を分かっている企業と分かっていない企業では成功率が格段に違う。 ホームページを軽く見ている経営者が多い。 安く作ろうと経費をかけずに作る方法ばかり社員に指示し、安く作れる業者に依頼する。 ホームページのポジションは企業戦略の要だ。"ホームページ制作にお金をかけろ"という話ではない。 ホームページとは何であるかを理解し、事業戦略、売上拡大のツールとして十分に機能するように考えて作らられているかが重要。 ホームページにテコ入れをすれば売り利上げが伸びるのではない。 ホームページを核として、事業戦略や各種プロモーション、WEB広告、消費者フォロー、流通フォロー、株主対応などの役目のページをしっかり考え作り込んでいるかが重要。 いうなれば、ホームページには事業戦略の全てが盛り込まれている状態であるべきだ。 もはや、会社案内的なホームページでは時代遅れも甚だしい。 今や広告を見ても、20年前まではメインの広告メディアだったTV-CMがWEBに移り変わってきている。 WEBを中心としたオウンドメディアを作って発信する企業が増えている。 SNSで消費者とのコミュニケーションを作り上げ、新商品などの情報発信や使い方の案内などきめ細かな情報受発信ツールとしてSNSは活用され、利用するのが当たり前になっている昨今だ。 次は、SNSを利用した情報の受発信だけでなく、自社が単独で情報を受発信するオウンドメディアだ。 マーケット開拓(市場拡大)戦略のアイデアと企画構成力を実現するのがホームページを核としたオウンドメディア型受発信機能だ。 BtoCの企業の多くは、WEB流通での販売をすでに開始している企業が多い。 流通に卸してはいても、販売店がネットショップで販売しているケースも多い。 現在ではWEBを使った直販と卸などの流通を使った販売形態の両方を実施している企業も多い。 当然、直販の方が利益率は高くなるが、集客のためのSNSプロモーションや広告・宣伝費をそれなりにかけないと売上につながらないので、集客に費用がかかるため、販売店の力で売れるルートは指名買いにつなげるための認知訴求のコマーシャルやSNSの口コミなど利用する場合が多い。 売上につなげるための市場戦略にホームページを核としたWEB活用の構築をしっかり考え実行に移している企業が生き残れる時代だ。 市場戦略の前に重要なことは「商品力」。あたり前のことだが、市場戦略等の企画・実行力の前に重要なのは「商品力」。 「商品力」とは、消費者が欲しがる機能、価格、利便性、美しさ、技術力、耐久性など満足していただける製品やサービスを提供できる総合力だ。 売上を上げるために他分野に進出するというのは一見市場を拡大するための常套手段のようだが、他分野の情報収集を怠ると痛い目にあう。 すでに売れている商品が、他分野で受け入れてもらえる市場があるか調査が必要。場合によってはターゲットが違えば商品をターゲットに合わせて作り直す必要がある。また、他分野では求められる技術や製造環境の対応など、調べる必要があり、そのための準備とともに市場拡大のためのステップをきちんと踏む必要がある。 他分野への進出は、その分野に対応できる研究開発環境、商品開発力、技術力、マーケットリサーチなど必要だ。 経営陣に求められること。自分で会社を立ち上げ、一代を築いたような経営者はこのことは十分に分かっている。 いろんな壁にぶつかり、知恵を絞り苦労して、社員一丸となって会社を大きくした経営者は知識だけではなく経験と体感でそのことが分かっている。 経営者と同じ目線で、事業拡大を目指せる二代目社長に求められるのは、営業から現場でお客様の反応を直に体験し、商品開発の現場を経験して、流通の対応や市場導入の難しさなど学んで、マーケティング戦略、広告戦略、現在ではWEBを活用した戦略まで見通せる能力が必要なのだ。
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