HOME > 事業パワーアップコラム > 事業活性化:ビジネスヒント100 事業で、お互いに利益を得られるWIN & WINって使うところを間違っていない?
WIN & WINって言う話はよく聞く話だ。
これって双方とどちらにもメリットがあるっていことだと言う。 しかし、間違って使っているんじゃないかな?
BtoBの場合、ビジネスは発注する側と請け負う側で双方にメリットがなければそもそも商談が成立しない。
お互いにメリットがあるから商売が成り立っているんだら、言ってみればWIN & WINだが、こういう普通の取引でもWIN & WINって使っている人が見向けられるけど、本来の使い方は発注する側と請け負う側という関係でなく、お互いが協力し合うことでお互いに成功しようって話に使う。 要するに主従関係ではなく、お互いに協力し合うことで商品やサービスを作ってお互いに儲けよう!って話のときにWIN & WINって話が持ち上がる。
一見、お互いにメリットが有るように感じて、魅力的な夢のある話だ。
「あなたの会社の技術があれば最高のものが作れる。売れたらきちんと対価をお支払いするから協力して欲しい。」とか「あなたの独創的なアイデアが必要で、製品は私が作る。売れたらきちんと対価をお支払いする。WIN & WINの関係で行かないか」とか「あなたのデザイン力で更に売上を伸ばしたいからデザインを手伝って欲しい。売れたらきちんと対価をお支払いする。」など、このような話で、協力を持ちかけられることもある。
こういうWIN & WINを語るような話はまず、ほとんど成功しない。
要は、依頼するお金がないからお互いにメリットが有るような話を持ってきて協力してもらえるように持ちかけてくるのだ。
依頼するお金を集めることができなかったから協力して欲しいと頼んでくるパターンだ。
なぜ、成功しないかと言うと、話を持ってきた人はお金を集めることができなかった人だ。設けたら払うという人はリクスを背負っていない。リスクを背負えないのだ。
このように数字を持っていないから協力を頼んでくるのだ。要するに金を持っていないのは人格が低いからだ。
人格が低いからお金が集まらないのだ。
そういうWIN & WINの話に協力して、一度も成功した試しがない。
こちらが精一杯やっても話を持ってきた人は人格者ではないから欠点を持っていて結構ビジネス的には致命的な欠点を持っている場合がある。だから成功しないのだ。
WIN & WINって話は幻(♪まぼろし〜♪)。ありえないのだ。
成功する人は、きちんとお金を払って依頼する。
WIN & WINの話の持ちかけでなく、正式に依頼をしてくる。厳しい金額の場合もあるが、決して値切ってこない。
値切ることで質が落ちたり、やる気を削いだりしないのだ。 十分な金額を出せない場合でも、労い、気を使ってくれるので精一杯お手伝いしようという気持ちにさせてくれる。 要は発注する側としての姿勢を心得ているのだ。 やはり、ここでも人格者だなぁと思わせてくれるのだ。だから数字を持っているのだ。
依頼する側は、利益を獲得することを前提に、その金額を支払う。リスクを背負うのだ。
リスクを背負っているから真剣なのだ。 利益を出せなかったらヤバいから、依頼するときは確実に成功に向かってステップを進めているときだ。 だから無駄がない。スケジュールも予算も無駄なく効率的に考えて依頼してくる。
WIN & WINの話を持ってくる人の多くは「夢」を語る。
しっかりしたステップやスケジュール、予算も大雑把。 成り行きに合わせる感じだ。だから成功率は下がる。 まして、数字を持っていない人だから肝心なところでミスをしたり、抜けていたり、管理不足だったりしてビジネスを台無しにする人が多い。知識はあっても経験も未熟で、成功事例を持っていない人がほとんどだ。 だから、WIN & WINの話には手を出すな。(老婆心ながら)
25年以上、自営業をしてき断言できるアドバイスです。
絶対成功しないとは言いませんが、手伝うとしたらメインで追っかけず、サブ、またはサブのサブぐらいのビジネスとして捉え時間をあまり取られないように「夢」を追うつもりで手伝うなら構わないと思います。 しかし、成功しなかった時、負債を抱えたり、落ち込まないようにしましょう。
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