【HINT 008】仕事が無いのではない。仕事は作るものだ。

「仕事がない」と嘆いている人がいる。それは仕事は与えてもらうものだと思っている人が呟く言葉だ。人がいる限り仕事はあるはずだ。

仕事とはなんだろうか。お金になる仕事とならない仕事がある。お金にならない仕事はしないと思えば仕事はないかもしれない。でもお金にならないような仕事はいっぱいある。では、お金にならないような仕事をお金を貰える仕事にしたらと考えたことはあるだろうか。

世の中は何かに困っている人がいる。いろんなことに困っている。それを解決する方法として、自分は何をしてあげられるだろうか考える。
​「便利屋」さんなどは典型的な「困った」を手助けする仕事だ。

あなたにはどんな知識、経験があるだろうか。それが困っている人の役に立つ仕事にするにはどうしたら良いのか。

知識も経験も無いなら身につけよう。スクールなどお金を払う必要はない。
仕事として苦にならない職種を選んでアルバイトやパートでも見習いでも良い。
​知識と経験を積み上げながらお金がもらえる。

仕事は沢山ある。けど、時給が安いとか、辛いとか、自分にはできそうに無いとか、好きじゃないって選り好みをしているに違いない。

すでにどこかの会社に努めていて仕事が無いと思っていたら、自分が経営者だったらと考えてみればいい。
自分の務めている会社は何を提供しお金をもらっているのか。会社が儲かっているなら、なぜ儲かっているのか考えてもっと儲かる方法を考える。
​会社が儲かっていないなら、原因はなにか追求して改善策を自分なりに考えてみることだ。与えられている仕事だけをこなす社員ではなく、改善策を提案できる社員になって会社に貢献できる人になれれば、いつか転職しても独立してもやっていける発想がみにつく。

会社というのは一人の力ではなくチームワークでこなしていく仕事だということを常に意識してスタンドプレーにならず、全体を見ながら共に稼いでいく姿勢が大切だ。
​安い給与や時給でも、学校に行って学ぶより経験を積みながらお金をもらえる有り難さに気づこう。

お金を貰うために働くのではなく、知識や経験を積み上げながらお金ももらえると考えよう。
常に改善する方法を考えながら行動しよう。
そして、もっとこうしたらお客さんが喜んでくれるとか、効率良く出来るとか、時間を短縮できるとか、与えられた仕事でいろんなことを吸収していこう。
​アルバイトやパートで学べることも沢山ある。

会社の場合、部署ごとに役割が違う。部署の役割、自分の仕事、会社としての利益、社会に対しての貢献度など、仕事をする上でいろんな立場で自分が出来ることを常に考えていけば「仕事がない」なんて思わなくなる。

現場でやってみないと分からないことが沢山ある。考えているだけなら何も変わらない。考えながら行動あるのみ。